素数階段

「素数階段」


 

宇宙(そら)は答えを導きだせない物はなかった。

ただ彼女は考えた私達が今まで考えて出してきた答えは本当は間違っているんじゃないかって

ここで登場する神話生物はヒプノス

考える時間がないなら夢で作ってあげようと手伝った。

ただそこに置かれた答えは終わりがなかったことをのぞけば

探索者は変化として夢に巻き込まれてしまう


 「夢の中へ」

仕事に疲れたあなたは深い眠りの中へといざなわれていく

夢の中なのにはっきりと意識がある。

どうやら階段の途中で立ち止まっているようだ。

 そこに話かける少女がいる。

 

「どうされましたか?さぁ先に進みましょ?もう後に戻ることはできない」

そう聞こえたような気がした・・・・

そこで意識がゆっくりと消えていった。

 

目を覚ますと目の前の少女が不思議そうな表所をして探索者を見ている。

「大丈夫?」

と言って手を貸してくれる。

 

突然見知らぬ場所に来てしまった探索者は

🎲SANチェック1/1D3

 

周りを確認してみるとそこは空中に階段がありそれを支えるための支柱がある

どちらもどこまでも続いており先をうかがい知ることはできないだろう。

 

少女は周りを見て驚いているあなたにこういう

「やっと人を見つけることができた。ずっと一人で後戻りできなかった寂しかった・・・」

「よければ一緒に上へと行かない?後戻りはできないみたい・・・ほら?」

と探索者の後ろを指指す。

 

探索者が確認すると後ろは

暗闇に包まれていた階段の先があるはずなのに・・・

そこは一歩踏み入れてしまえばもう後戻りはできない戻ってこれないそう探索者は感じることだろう。

そしてその暗闇は徐々に上へと浸食してる。ぼさっとしているとこのまま飲み込まれていきそうだ。

🎲SAN値チェック1/1D3

「さぁ、行きましょ?」と言って探索者の手を引く。

 「階段を進んでいくと」

少女は階段を上っていく探索者の手を引きながら

 

「そういえばまだお名前を聞いてなかったわね」

そう言って探索者に聞く

 

「私は宇宙(そら)っていうのよろしくね」

と空に指で文字を書きながら教えてくれる。

  🎲アイデアor知識

● 宇…無限の空間。

● 宙…永遠に続く時間。

 

「私はねずっとこの階段を上り続けているの・・・」

「今までは何もないこの永遠にも感じる時間を一人で」と悲しい表情をする。

 

「でも今はあなたがいる変化があったの!」と笑顔であなたに言ってくる。

「もしかしたらこの先に何かあるのかしら?」

「今まではわからないことなんてなかったのにこの先にあるものだけはわからないの」

 

そう探索者と少女は階段を上っていくそうすると一枚の扉が目の前に現れる。

少女は扉を開けていくと部屋が目の前には広がっていた。

 

部屋の中身はシンプルな作りになっているようだ

本棚、机があるだけの部屋で奥にドアが見える。

 

少女は「たまにねこうやって部屋が途中途中あって先に進むためには問題を解くことによって進めるの。」

と少女はドアの方向に向かっていく

 

・問題1

ここは数学に関しての問題を出してあげてください!(KP裁量に任せます。)

 「そうだ!この問題あなたは解ける?」

「ここの本棚とか見ればヒントはあるはずだよ」

と少女は無邪気に言ってくる。

 

・本棚

→数学本が数多く置いてある。

どうやらこれを読み解いていくことによって問を導きだすことは可能であるだろう。

🎲図書館→失敗で時間いっぱいまでかかってしまう。

🎲図書館→成功で他の探索場所を探索できる時間を確保しつつ回答できるだろう。

 

・机 →本棚を調べずにこの場所の探索をした場合

 少女が「そこはヒントが置いてある場所じゃないよ?」

「あまり時間をかけちゃうとあの暗闇に飲み込まれちゃうよ?」と警告してくる。

 

 →本棚を調べ回答を導きだした後🎲目星

メモ

「答えはいつも決まっているとは限らない

 人が出した答えがすべてとは考えない方が君を救う事だろう。」

 

答えを導きだした後(答えがわからない場合は開かせない)

探索者はその扉のドアノブをひねると何も違和感なく開くことができるだろう。

その先はやはり階段となっているようだ

  少女は 「先に進みましょ、後に戻ることは許されないのだから」

 「見えない答えを探す少女」

探索者と少女は階段を上っていく

少女は

「あなたは答えのないものってどう?

 私はとても怖いと感じてしまうの・・・・・・

 その先が見えないってことは恐怖しかないと私は感じてしまうの」

 

「私はね、ずっと答えを導きだしてきた

 周りの人は私をはやし立てたわ、すごい天才だって・・・

 でもね全然うれしくないの」

「私の出す答えにみんな賛同してくれるの・・・」

「ずっと探し求めていた、答えのわからないものそれの答えがこの先にあるはずなの」

 「ごめんなさい、あなたにするような話じゃないよね?」

 

そういって歩みを進めていくと目の前にはまた扉がその先をふさいでいた。

少女はそのまま扉を開ける。

先ほど見た部屋の中身が一緒の用だ

本棚、机があるだけの部屋で奥にドアが見える。

 

・問

大切な人、自分の母親どちらか一人を救い出せるならばどちらを救い出すか?

 

・本棚

🎲図書館ロール成功→崖の上の二人という本が出てくる

「人の命は平等だと思う?」

「断崖絶壁の端にあなたのお父さんとお母さんが今にも落ちそうである。」

「場所的に一人だけしか助けられない君ならどうする」

という問いかけに一人の男性は二人とも見殺しにして自分もそのあと死ぬという答えを出している話である。

失敗の場合は時間をかけて調べてしまい机を調べる猶予はなさそうだとわかる。

 

例→後ろから暗闇が迫ってきている。少女が手を引いてドアへと弾いてくれる。

・机

→本棚を調べずにこの場所の探索をした場合

少女が「そこはヒントが置いてある場所じゃないよ?」

「あまり時間をかけちゃうとあの暗闇に飲み込まれちゃうよ?」と警告してくる。

 

  →本棚を調べ回答を導きだした後🎲目星

・メモ 「答えが導きだすことができないのであれば一旦立ち止まることもいいだろう

 そして答えが存在しないという場合もあるのだろう。

 ただそれが最善だとは限らない」

 

「どうするこの問題あなたはどちらを助けるの?」

「そう、あなたはそう答えるのね?」

 探索者はその扉を開ける。

ここの扉を開ける際探索者の答えを聞いても面白いだろう。

そしてこの扉はどんな答えを導きだしたとしても扉は開く。

この時少女は直ぐに答えを出す

そしてその答えが最もらしい理由を出す。

・例 私は母親を選ぶ

→「私は母親を選ぶわ、だって大切な人はこの先また大切な人はできるかもしれないけど母親だけはこの世界で

  たった一人だけだもの・・・」

 「その先に答えは」

 

「さっきの問題は難しかったね」

と少女は階段を上りながら話かけてくる。

「そういえばね、私ねずっとこの階段を上っているんだけど

 ずっと一人だったのだからねあなたと会えた時うれしかった一人じゃないんだって

 だって一人だったら相談することもできなかったから」

と悲しい表所をする。

 

「もしかしたらこの階段はずっと終わりがないんじゃないかって

 素数階段って知ってる?あれはね終わりがないの・・・

 終わりがないのが正解私はそう思ってる

 でももしかしたら進んでいけば答えがそう終わりがあるんじゃないかって」

 

そうやって彼女は上り続けていると一つの扉がそこにはあった。

しかし今までと違った雰囲気を感じる直感的に最後の扉だということがわかるだろう。

そしてその扉をよく見てみると

「この先に望む答えがある。汝はその先に進むか?」

と書いてあることがわかるだろう。

 

少女は 「ここが最後の扉・・・?

 この先に私が望んだ答えがあるのかしら?」

 

そういうと少女は後ろを確認するそして探索者のことを呼ぶ

「あそこで暗闇が止まってる・・・」と指さす。

探索者が確認をすると確かに一定の場所からこちら側には向かってきてはいないようだ。

「少し休憩しましょうか?

 二人で相談するって事をしてみたかったんだぁ」と少女は階段の端に座り込む。

 

ここで相談する時間を作ってあげてください

少女は本当は君の答えは間違っていると言ってほしいだけその言葉を聞きたいだけである

この先に終わりがないことは少女はわかっている

私の時はRPで少女が戻る(暗闇)方向に一緒に戻る。

KP裁量に任せます。

 

 ED1「その先に答え」

その先に進むという決意をした場合

 探索者、少女は最後の扉であろうそのドアを開く

その先はまた階段が続いていた・・・・

 永遠に果てしなく 少女を見てみると悲しい表所をしているがどうやらどこかスッキリとした肩の荷が下りたのかそんな雰囲気が感じ取れるだろう。

そして探索者にこういう

「やっぱり終わりはないみたいごめんね巻き込んでしまって

 もう後戻りもできないみたいね・・・

 でも私が探し求めていた答えは見つかった

 ありがとうね」

 

そういうと彼女は探索者に手を差し出す

最初に彼女と出会った時の光景を思い出すだろう

 「もう終わりはないけどよければ二人で歩んでいきましょ」と

ここで探索者に一言もらって終わらせることがきれいだろう

 

「素数階段」

BATEND(ロスト)

 ED2「それぞれの道を」

 

もし一人で暗闇へと引き返す場合

 

「そうあなたはそっちへ向かってしまうのね。さようなら」

悲しそうな消え入る声があなたの後ろから聞こえた。

 後ろを振り向くがその少女の姿は見えないそこに見えていたのは暗闇だった。

その途端自分が落下している感覚に襲われる。 上下左右暗闇に包まれているため本当は落下せず浮いているのか分からない

そして視界の先に光が見えた。

その光はだんだんとあなたを包んでいく

目を覚ますとそこは自分の自室だった。もう朝日は昇っているようだ

少女はどうなったかわからないあの扉の先にすすんでしまったのかそれを知るすべは探索者にはないだろう。

もしかしたら彼女が求めていた答えがその先にあったのかもしれない。

 そんなことを思いながらも探索者は日常へと帰っていくことだろう。

 

trueEnd「日常」

SAN回復1D5

 あとがたり

最後まで閲覧いただきありがとうございます。

 

基本happyEndはありません、少女は少女の道へと進んでいきます。

少女が言いたかったことはおのずとわかってもらえると思います。

道を引き返す勇気を知ってもらいたいのでクトゥルフ神話にあまり慣れていない人やRPやってみたいなって方におすすめです。

2017/02/05   編集

2017/02/13  再編集